2025年06月18日
タカ隊長です。
最近、交通誘導中の歩行者との接触リスクについて考えさせられる場面がありました。
現場では「あと一歩で事故だった」というヒヤリ・ハットが起こりうるため、常に警戒を怠ることはできません。
今回は、歩行者との接触を防ぐために現場で意識すべき三つの基本行動について整理したいと思います。
まず第一に重要なのは、「常に周囲を観察する習慣」を持つことです。
これは基本中の基本ではありますが、工事現場では作業音や車両の動きなど、注意が分散されやすい状況が常に存在しています。
そのため、「視線を動かす」「音を拾う」「予測を立てる」など、複合的な観察を意識することが必要です。
特に小さな子どもや高齢者は、急な方向転換や思わぬ行動をとる傾向があります。
したがって、接近時には一段階意識を高めることが求められます。
次に挙げたいのは、「適切な声かけの徹底」です。
「危ないですよ」といった警告だけでなく、「少しお待ちください」や「こちらをお通りください」といった状況に応じた声かけが効果的です。
このとき、アイコンタクトを併用することで、相手にこちらの意図がより明確に伝わります。
実際、視線を合わせて丁寧に対応することで、歩行者が冷静な判断を取りやすくなる傾向があります。
声かけ一つにも、現場の安全を支える力があるといえます。
三つ目は、「誘導棒の正確な使用」です。
ただ単に棒を振るのではなく、角度・速度・タイミングに注意を払い、意図が相手に伝わる動作を心がける必要があります。
研修で学んだ基本操作を繰り返し実践し、身体に定着させることが大切です。
たとえば、歩行者に対しては横方向の誘導を意識し、停止を求める場合は明確な静止動作を行うといった区別が求められます。
これら三点を意識することで、歩行者との接触リスクは大きく低減できます。
現場に立つ私たちひとりひとりが、危険の芽を未然に摘む意識を持つことが、事故ゼロに向けた第一歩です。
また、若手の隊員には、これらの基本を早期に習得させるためにも、指導担当者として繰り返しのフィードバックと実地での確認が欠かせません。
今後も、安全な誘導を徹底し、地域の皆様が安心して通行できる環境づくりに努めていく必要があります。
私たちの仕事は、目立たないながらも社会インフラを支える重要な役割を担っています。
その自覚を持ち、日々の業務に誠実に向き合う姿勢を忘れてはなりません。
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