2025年06月16日
ケンさんです。
最近、高齢者の方が多く利用される施設における警備業務について、
現場で感じた課題を整理しながら共有したいと思います。
警備業務は体力だけで成り立つものではなく、
状況に応じた柔軟な対応力と配慮が求められます。
まず、声かけの方法についてです。
高齢者の中には、聴力が低下している方も少なくありません。
そのため、早口や曖昧な表現では意図が正しく伝わらないケースがあります。
実際に、私の現場でも案内を聞き取れずに困惑される方を
何度か見かけております。
これを避けるためには、目を見て、はっきりと、ゆっくりした話し方を意識し、
トーンもやや高めに調整することが有効です。
焦らず、落ち着いた声がけが基本になります。
次に、案内時の説明の具体性についてです。
「そちらです」「あちらへどうぞ」といった指示は、
高齢者にとっては位置関係が把握しにくい傾向があります。
「階段を上がって右に進んだ先が〇〇です」
といった具体的かつ段階的な案内が必要です。
また、状況に応じて「ご一緒しましょうか」と
声をかけることで、心理的な安心感を提供することも可能です。
こうした細やかな配慮が、現場の信頼構築につながります。
さらに、表情と非言語的な安心感の提供も重要です。
警備員が無表情で立っていると、
利用者は話しかけづらく感じることがあります。
常に自然な笑顔を保つことは、コミュニケーションの入り口となり、
結果として困りごとの早期発見にもつながります。
これは、警備業務の円滑化という観点でも効果的です。
以上を踏まえ、高齢者の多い現場における警備では、
1. 明瞭な発声による丁寧な声かけ
2. 明確で段階的な案内表現
3. 表情や態度による安心感の提供
という三点を意識することが、現場対応力の向上に直結すると考えます。
現場では、年齢や体力に左右されない対応力や観察力が求められます。
そのためには、こうした基本的な接遇スキルを
一つひとつ丁寧に積み上げることが重要です。
新人や未経験者であっても、こうしたポイントを意識すれば
現場で十分に信頼される存在になることが可能です。
警備は、人と向き合い、状況を見極める力が問われる職種であり、
それゆえに、成長と達成感を得られる仕事であると確信しています。
ただいまMIDWORKでは一緒に働く仲間を募集中です!
週2〜3日の勤務もOK、しかも高収入&入社祝い金ありと好条件!
「少しだけ働きたい方」も「しっかり稼ぎたい方」も歓迎しています。
ご興味のある方は、下の画像からLINEにてお気軽にご応募ください!