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現場で事故を未然に防ぐために意識したいこと

ナガさんです。
今朝の巡回中、ふと若い警備員の動きを見ておりまして、
あらためて思い出したことがございます。
それは、事故というものは、いつも「慣れた頃」に忍び寄るということです。

思い返せば、この仕事に就いてもう20年近くなりましょうか。
名古屋の街を中心に、さまざまな現場を経験してまいりましたが、
その中で私が強く感じてきたのは、
「慣れに流されぬ意識」が、事故防止の何よりの鍵だということです。

たとえば、現場に到着した際には、必ず周囲の状況を確認いたします。
本日はどこに危険の芽があるか、どのような人の流れが予想されるか、
それを頭の中で静かに描いておくことが、備えの第一歩でございます。

工事現場であれば、重機の動きや誘導の位置、歩行者の安全確保まで、
一つひとつ意識を向けてまいります。
この歳になりましても、「想定する力」の大切さを痛感いたします。

また、声かけの一言が、大きな事故を防ぐこともございます。
「危ないですよ」──この一言が、命を守ることもあるのです。
特に高齢の方や、小さなお子様連れの方には、丁寧なお声がけを心がけております。
小さな気づきが、大きな安心につながるものです。

それと、意外に見落とされがちなのが、休憩の取り方でございます。
集中力が切れたまま立ち続けることは、
かえって現場を危険にしてしまう恐れがございます。

交代要員がいれば、無理をせずしっかりと休む。
その上で、常に新鮮な気持ちで現場に立つことが、
安全管理においても肝要といえるでしょう。

警備の仕事は、ただその場に立つだけでは務まりません。
人の流れ、空気の変化、細やかな変化に気づき、
それを先んじて察知する力が求められます。

未経験の方にとっては、最初は戸惑いも多いかと存じますが、
ありがたいことに、この業界では先輩方が丁寧に教えてくださいます。
安心して一歩を踏み出していただければと思います。

この歳になりまして、あらためて感じるのは、
現場というものは、人を育てる場所でもあるということでしょうか。

どうか若い方々には、焦らず、一つひとつ学びを積み重ねて、
事故のない、安全な現場づくりに努めていただきたい──
そんな願いを込めて、今日も私は歩いております

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