2025年05月26日
ケンさんです。今日は警備業務に対してよく聞かれる「単調ではないか」という先入観について、現場の視点から整理してみたいと思います。
まず、よくある誤解として「警備は毎日同じことの繰り返し」という声があります。
確かにルーティン業務も存在しますが、実際の現場では、想定外の事象が日常的に発生しています。
特に名古屋市内のように、商業施設・交通拠点・イベント会場が密集するエリアでは、警備員に求められる対応力と判断力は、決して単一のものではありません。
たとえば、施設警備においては、忘れ物・落とし物の対応は想像以上に頻発します。
財布やスマートフォンの紛失でお客様が焦って来られる場面では、私たちはまず冷静に状況をヒアリングし、発見可能性の高い場所を迅速に特定します。
必要に応じて監視カメラの映像確認を行い、遺失物センターとの連携を通じて対応します。
こうした一連のプロセスには、予測・判断・行動の一貫したスキルが求められます。
結果として、持ち主の手元に物が戻る際の反応は、現場に立つ私たちのモチベーション維持にも直結します。
次に、交通誘導業務では、非言語コミュニケーションの精度が重要な要素となります。
たとえば、急いでいるドライバーが誘導指示に従わない場面は少なくありません。
こうした状況においても、感情的な反応を避け、視認性の高いジェスチャーと落ち着いたアイコンタクトで意思を伝える必要があります。
重要なのは、「どうすれば相手に伝わるか」を常に冷静に評価し、判断することです。
これにより、不必要なトラブルや事故を未然に防ぐことが可能になります。
また、イベント警備においては、人の集中や動線の変化により、突発的なトラブルが発生しやすい特性があります。
実際に、名古屋ドームでの大規模イベントでは、来場者が熱中症で倒れるという事例が発生しました。
この際、事前のシミュレーション訓練が功を奏し、救護班と連携して迅速に対応できました。
こうした緊急対応の場面では、周囲の動きを俯瞰する視野と、わずかな異変を察知する感度が求められます。
最後に
結論として、警備の仕事は決して「立っているだけ」の仕事ではありません。
むしろ、変化への対応と判断が日常的に求められる、実践型の職務です。
現場では、対応力・判断力・連携力といった基礎スキルが着実に育まれていきます。
未経験からでも、段階的な研修やOJTにより習得できる仕組みが整っていますので、安心して業務に取り組める環境があります。
特に名古屋エリアには、さまざまな警備現場が存在しますので地域の安全を守るという明確な目的のもと、人と関わる責任を持ちたい方にとっては、大きなやりがいを感じられる仕事です。
警備という職種の本質に触れ、自身の成長を実感したい方には、この業界が一つの確かなキャリア形成の場になると、私は考えています。
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