2025年06月04日
タカ隊長です。
最近、駐車場警備において、あらためて基本の重要性を感じる出来事がいくつかありました。
一見、地味に見えるこの業務ですが、現場では日々、予期せぬ対応が求められています。
今回は、私が名古屋での勤務を通じて実際に経験した、
駐車場警備にありがちなトラブルとその防止策について、共有しておきたいと思います。
まず、最も頻繁に発生するのが「駐車券の紛失」です。
お客様は「どこに置いたか分からない」「なくしたかもしれない」と動揺されることが多く、
ときにパニックに近い状態になることもあります。
このような場合、第一に重要なのは、
お客様の気持ちを落ち着かせる対応をとることです。
一緒に車内を確認したり、精算機周辺を再度確認していただいたり、
冷静かつ丁寧な説明を心がける必要があります。
それでも券が見つからない場合には、規定に則った対応として
所定の料金をお支払いいただくことになりますが、
その際も、納得感を持っていただけるような説明が求められます。
次に多いのが、「車庫入れに不安を感じるお客様」への対応です。
特に大型商業施設などでは駐車スペースも広く、
運転技術に自信のない方が戸惑う場面をよく見かけます。
そうしたときには、誘導棒を用いた視認性の高い案内を行うほか、
お客様の同意が得られた場合には、安全な場所への車両移動を補助することもあります。
ここで重要なのは、あくまで“補助”という立場を明確にし、
サービス提供の範囲を逸脱しないことです。
さらに近年では、「精算機の操作に不慣れなお客様」への支援も増えています。
タッチパネル式の多機能な精算機が増えたことで、
特に高齢のお客様が戸惑う場面が目立ちます。
この場合、私たちはお客様の隣に立ち、
操作手順を一つ一つ、視覚的かつ丁寧に説明する姿勢が求められます。
カードの挿入方向やボタンの位置といった細かな部分も、
しっかり伝えることで、安心感を持っていただけるのです。
以上のように、駐車場警備は単に車両を誘導するだけでなく、
お客様の不安を解消し、円滑な利用を支える“接客業”としての側面も大きいと感じています。
もちろん、安全確保という根幹の使命は揺るぎません。
今後も、現場においては「安心・安全・信頼」を軸にした対応を徹底し、
特に若手には、臨機応変な判断力と、お客様の立場に立つ視点を磨いてもらいたいと考えています。
駐車場警備には、目には見えにくいですが、確かなやりがいと成長の機会があります。
ただいまMIDWORKでは一緒に働く仲間を募集中です!
週2〜3日の勤務もOK、しかも高収入&入社祝い金ありと好条件!
「少しだけ働きたい方」も「しっかり稼ぎたい方」も歓迎しています。
ご興味のある方は、下の画像からLINEにてお気軽にご応募ください!